学祭と言えば、芸能人が来るんですよね。今年は誰が来るのかって毎年期待してたけど、うちの大学はショボイ芸能人ばっか。間違っても「学園祭の女王」なんて来てくれませんでした。
さて、学園祭の女王と言えば、先日「消えた学園祭クイーン 女子学生が仕切るから?」なんてネット記事がありました。
そう言えば、ある時から「学園祭の女王」っていなくなりましたね。
当時は毎年女王がいましたが、学園祭が始まる前から何故か「女王」はこの人!って決まっていたので、「自称女王」、実際は「デビュー宣伝と売り込みを兼ねたキャンペーン」だったのはお約束。
そんな事情でも、
東レ水着キャンペーンガールでデビューした「杉本彩」、
瞳に一億円の保険をかけ話題になった「田中美奈子」、
後にトレンディードラマで活躍した「千堂あきほ」、
なんて面々が派手に宣伝され、メディアでも結構話題になってました。
そして時代は1991年。この年の学園祭の女王は「中條かな子!!!」という触れ込み!
中條かな子さん、歴代の姉さん達と同様に「ミニスカ、ボディコン、ソバージュ」といった必須の「イケイケギャルファッション」は完璧だったんですが、何故か「桜っ子クラブさくら組」所属という、かなり微妙な立ち位置で。。。
デビュー曲は「天使の罠」。

♪天使の罠 罠 鞭とアメ ときめくほどサディスティック
乙女の謎 謎 胸とシャツ 見え隠れのジェラシー
夏が悲鳴をあげている
色っぽい衣装で刺激的な歌詞をグイグイと歌いあげていくのだけど、アイドルなのかセクシー路線なのかいま一つ中途半端でねぇ。。。
「学祭の女王」と称する割には歌唱力的にもインパクトが足りずにねぇ。。。
♪ウソ ホント 鈍感ね Fu Fu Fu-uhh
バカお利口 弱虫ね Fu Fu Fu-uhh
ウソ ホント ねぇ分かって Fu Fu Fu-uhh
「Fu Fu Fu-uhh」の所ももうちょっと色気があったらなぁ。。。
でも、彼女の派手な外見から醸し出された「上から目線」の「タカビー女」のキャラは案外堂に入ってたと思います。実際そんな生意気な女の子だとずっと思ってました。
しかし、中條かな子さん、実は事務所の指示でイヤミな女子を演じてただけで、本当は正反対の大人しい女の子だったらしく、しかも、アニメ大好きオタク女子だったとか。
オタク度は結構のものらしく、何年か後に「ねるとん紅鯨団の芸能人スペシャル」に参加した時に、男性人と話してカップル成立に精を出さなければいけないはずが、女性陣参加者の花島優子とアニメ談義に花を咲かせてたようです。後日、その時のアニメ談義が縁で、花島優子に誘われて同人誌まで一緒に作ったそうですよ。
人は見かけによりませんね〜。
(そういく私もこのようなマニアックアイドルブログを書いてるなんて周りの人は思っていないでしょうからね…)
さて彼女、その後は今シーズン限りで引退となった広島カープ・緒方孝市選手と結婚し、現在も緒方かな子名義で活躍されております。
すっかり落ち着いたマダムって感じになりました。子供は3人もいるんだそうです。